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主要49社、1月の海外旅行は8.1%減、14社が前年超え

  • 2016年3月27日

 観光庁が取りまとめた2016年1月の主要旅行会社49社の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比8.1%減の1270億4924万円となった。引き続き、円安や昨年11月にパリで発生した同時多発テロ事件の影響を受け、欧州方面を中心に海外需要が落ち込んだ。募集型企画旅行は取扱額が11.5%減の405億9538万円、取扱人数は5.2%減の23万7113人となり、単価は6.7%減の17万1206円だった。

 企業別で見ると、取扱額が最も大きかったのは、ジェイティービー(JTB)15社で9.0%減の248億1822万円。次いでエイチ・アイ・エス(HIS)が1.2%減の218億9765万円、阪急交通社3社が19.7%減の129億4124万円だった。

 前年からの伸び率では、東武トップツアーズが45.8%増の21億6699万円と最も増加。そのほかには、DeNAトラベルが21.5%増の27億4889万円、JTB北海道が18.0%増の13億3071万円となるなど、14社が前年を上回った。

 なお、国内旅行の取扱額は6.9%増の2884億1084万円、外国人旅行は40.5%増の101億2027万円となり、合計は2.5%増の4255億8034万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
1月単月