全日空、国際線就航30周年で復刻メニュー、歴代制服着用のCAも

  • 2016年2月17日

「ANAオリジナルパフェ」  全日空(NH)は3月3日、同社の国際線定期便の就航30周年を記念した特別サービスを提供する。NHは1986年3月3日、同社として初の国際定期便となる成田/グアム線の運航を開始。特別サービスでは、過去に提供したサービスのなかで人気が高かった商品を「復刻アイテム」として用意した。

 具体的には、深夜便とホノルル線を除く日本発欧米行き路線のファーストクラスとビジネスクラスにおいて、2013年まで提供していた「ANAオリジナルパフェ」を用意。また、日本発のすべての国際線のファーストクラスとビジネスクラスで、09年まで提供していた水引とメッセージカードを贈呈する。

 このほか、成田発ワシントン行きのNH2便のファーストクラスとビジネスクラスでは、NHのシェフによる「寿司の握りサービス」を、成田発シンガポール行きのNH845便のビジネスクラスでは博多一風堂のスタッフがその場で盛りつけたラーメン「そらとん」を提供。成田発ロサンゼルス行きのNH6便では、歴代の制服を着用した客室乗務員が搭乗する。加えて、国際線のすべての日本発便で「ANAオリジナル風呂敷」を贈呈する。

 なお、NHは現在、世界39都市に59路線を展開しており、16年度には武漢線とプノンペン線を開設する計画。30年間の累計搭乗者数は1億人以上に上るという。


NHの国際線定期便就航30周年のロゴ