阪急交通社グ、12月国内は1.2%減-訪日は55.4%増

  • 2016年2月15日

 阪急交通社グループ3社(※)の2015年12月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比1.2%減の83億7960万円だった。会社別では、主力の阪急交通社は1.1%減の82億5216万円。同社によれば、四国や中国方面は伸び悩んだが、北海道や北陸・甲信越方面は好調に推移した。東北方面では宿泊施設にこだわったフリープランが好調だったという。

 業務渡航系の2社を見ると、阪急阪神ビジネストラベルは企業の出張が堅調に推移したことで、4.3%増の2億2766万円に。阪神トラベル・インターナショルは団体旅行の取り扱いが減少し、38.0%減の1703万円となった。

 なお、3社合計の取扱額は、海外旅行が14.1%減の130億8280万円、アジア市場を中心に引き続き好調に推移した外国人旅行が55.4%増の4312万円、合計は9.4%減の215億551万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル