富士急行、「フジサン特急2000系」2月で引退、記念キャンペも

  • 2015年12月15日

フジサン特急2000系車両(2001号編成)  富士急行は2016年2月7日、大月駅から富士山麓の河口湖駅までを結ぶ「フジサン特急」として利用していた「2000系車両(2001号編成)」の運行を終了する。同車両は02年2月に運行を開始し、富士山をモチーフにしたキャラクター「フジサン君」などを車体に描いたことで長年人気を集めていたが、車両の老朽化などにより運行終了を決定したという。

 富士急行では12月19日から16年2月7日まで「フジサン特急2000系さよならキャンペーン」を開催。期間中に、同車両の展望車である1号車に乗車した人に対しオリジナルの記念乗車証を贈呈するほか、大月駅と富士山駅、河口湖駅で引退記念の「カウントダウン顔出しパネル」を設置する。

 また、12月19日には富士山駅で「運転台見学イベント」を実施。富士急行線の乗車券または富士山駅の入場券を持っている人に、展望車両の2階部分に設けられた運転台を公開するという。このほかキャンペーンでは引退記念グッズの販売や、ウェブサイトの特設ページの開設もおこなう。