阪急交通社グ、9月の海外は14.6%減、阪急阪神ビジネスは増加
阪急交通社グループ3社(※)の2015年9月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比14.6%減の186億6354万円となった。会社別に見ると、主力の阪急交通社は18.2%減の153億1754万円。方面別では、カナダやオセアニア、アジアが好調に推移したものの、中東やアフリカが前年を下回ったという。
業務渡航系の2社については、阪神トラベル・インターナショナルはヨーロッパや東南アジア、中国が好調だったが、全体では8.5%減の3億7929万円と減少。一方、阪急阪神ビジネストラベルはタイ、シンガポール、インドなどのアジアや米国が堅調に推移し、3.5%増の34億9231万円と3社では唯一前年を上回った。
なお、3社合計の取扱額で、国内旅行は6.9%減の122万3852万円、外国人旅行は61.8%増の1億2350万円となり、合計は11.5%減の310億2556万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル