KNT-CT、9月の国内旅行は7.5%増-メイトが3割増
KNT-CTホールディングスの2015年9月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比7.5%増の303億3655万円となった。団体旅行は15.9%減の68億844万円と減少した一方、個人旅行は10.5%増の51億4895万円、企画旅行は18.8%増の183億7915万円とともに前年を上回った。
団体旅行のうち、一般団体は昨年に実施した大会や文化イベントの反動などにより14.8%減の35億9062万円に。学生団体も取扱団体数が減少したことで17.1%減の32億1782万円となった。
企画旅行については、メイトの取扱額はシルバーウィークの販売が好調に推移したことで28.4%増の82億6977万円と約3割増に。方面別の取扱人数を見ると、北海道と沖縄以外は全体的に好調で、特に北陸、関西、南紀、中国四国は引き続き人気が高いという。
クラブツーリズムは12.0%増の101億877万円。バス旅行を除く国内旅行部門は、北海道と本州全方面が堅調だったことに加え、台風などの自然災害による被害が最小限に留まったことで15.8%増と前年を大きく上回った。また、バス旅行部門はシルバーウィークの需要により9.0%増となり、テーマ旅行部門も「ひとりの贅沢」シリーズに加え、徳島の大塚美術館の夜間貸切や伊勢志摩ウォークなどのイベント企画が人気を博したことで18.7%増なった。
国内旅行以外では、海外旅行が1.3%減の145億6303万円、外国人旅行が39.4%増の11億8813万円となり、関連商品などを含めた合計は5.2%増の468億5598万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。