14年度の国内宿泊旅行は微増、満足度1位は沖縄-じゃらん調査
▽旅行費用は1人あたり2400円増、1人旅は10年連続増加
旅行費用については、宿泊費と交通費、現地での消費額を含めた総額は2.0%増の7兆4574億円と3年連続で増加。このうち個人旅行は全体の84.6%を占める6兆3101億円で、パッケージツアーは全体の15.4%に当たる1兆1473億円となった。1回あたりの旅行費用は1.5%増の4万9200円で、前年から2400円の増加となった。
現地での支出の内訳に関しては、「買い物」が5500円と最も高く、「スポーツ観戦、コンサート、祭り」の5330円、「スポーツ、アウトドア」の4650円、「バーなどでお酒を飲む」の4610円などが続いた。
宿泊旅行の目的として最も多かったのは「地元の美味しいものを食べる」で全体の35.5%を占めた。2位は「温泉や露天風呂」で33.2%、3位は「宿でのんびり過ごす」で30.3%、4位は「名所、旧跡の観光」で27.6%、5位は「まちあるき、都市散策」で17.5%となった。
同行者に関する質問では、「夫婦」が0.3ポイント減の24.5%と最も割合が大きかった。また、「1人旅」は0.5ポイント増の15.9%と、同調査を開始して以来10年連続での前年超えを記録。特に、セグメント別で見ると20代男性が「1人旅」の回答が最も多く、27.3%を占めた。10年前に比べると16.3ポイント増加したという。
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