てるみくらぶ、加盟店350店舗達成-東北、大阪でアピール強化
てるみくらぶは、販売加盟店組織「てるみくらぶファミリー」において、このほど加盟店数350店舗を達成した。同社は15年中に1000店舗の加盟をめざし、東日本を中心にセミナーを開催している。4月から5月にかけて、石川、長野、静岡、群馬、新潟、福島、茨城、栃木、神奈川、埼玉、山梨、千葉県、東京都の13都市でセミナーをおこなっており、約200社の旅行会社が参加したという。
今後は7月14日から16日にかけて東北地方でセミナーを開催し、さらなる加盟店増をはかる考え。7月から青森、秋田、宮城県で順次セミナーを実施する。てるみくらぶ営業第一部代理店販売課係長代理の山本秀明氏によると、東北でもセミナーを開いて欲しいという問い合わせに応えたもの。また、ハワイアン航空(HA)が新千歳/ホノルル線の仙台経由での運航を9月30日を最後に中止することから、成田/ホノルル線の需要が増加する見通しであることも開催理由の1つとして挙げた。
旅行会社に対しては、夏休みやシルバーウィーク、年末年始のピークシーズンのチャーター商品を中心にアピールしていく考え。同社はピークシーズンにチャイナエアライン(CI)と大韓航空(KE)で、グアムとホノルルへのチャーターをおこなっており、夏は単独チャーターも含め成田/グアム間を13本、成田/ホノルル間を22本実施予定。9月のシルバーウィークでは成田/グアム間を3本、成田/ホノルル間を1本計画しており、予約も好調に推移しているという。また、年末年始はKEで羽田/ハワイ間のチャーターを1本、成田/ハワイ間を2本、CIで成田/グアム間を1本おこなう予定だ。
さらに、7月30日には大阪でもセミナーを開催し、西日本の旅行会社にアプローチをおこなう。山本氏によると、西日本での認知度向上をはかる考え。大阪では、チャーター商品が羽田や成田発着であることを踏まえ、関西発のパッケージツアーやエアオンなどを中心にアピールしていく。加えて、同社が販売を強化しているクルーズ商品についても、メリットとして打ち出していく。
てるみくらぶでは今年から海外でのフライ&クルーズ商品の販売を開始したところ。今までは消費者への直販のみだったが、このほど販売加盟店が代売できるようになったといい、この機会に旅行会社に訴求したい考えだ。大阪のセミナーは同社大阪支店のクルーズサロンで実施。てるみくらぶのクルーズ担当者もセミナーに参加するという。