阪急交通社グ、1月の海外旅行は7.8%減、業務系2社は伸長

  • 2015年3月17日

 阪急交通社グループ3社(※)の2015年1月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比7.8%減の161億2249万円となった。会社別では、業務渡航系の2社が前年を上回ったものの、主力の阪急交通社が2桁減となったことが影響した。

 阪急交通社の取扱額は12.1%減の133億5385万円。全体としては2桁減となったものの、アジア、中南米、ハワイが前年を上回り、特にインドは前年の2倍以上の伸びを示した。阪急阪神ビジネストラベルは16.9%増の29億2003万円と2桁増。中華圏が大幅増となったほか、アメリカも前年を上回った。阪神トラベル・インターナショナルは7.6%増の3億4628万円で、欧州での見本市の取扱増が奏功した。

 なお、3社合計の取扱額は、国内旅行が0.4%増の77億8484万円、外国人旅行が54.6%増の4054万円となり、総計は5.2%減の239億4787万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル