RCI、ボイジャー大使に織田信成さん、GWクルーズでイベント
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は1月30日、クルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」のピーアールアンバサダーにプロフィギュアスケーターの織田信成さんを任命し、都内で式典を実施した。同船は1999年に就航したアジア最大の客船で、総トン数は13万7276トン、乗客定員は3286名。世界で初めて船内にスケートリンクを設けており、2015年ゴールデンウィークの日本発着クルーズでは、アイススケート関連のイベントを複数開催する。船長スタイルに身を包んだ織田さんは、家族でのクルーズ旅行の楽しみ方などについて語り、「アンバサダーとして魅力を伝えていきたい」と語った。
5月6日出発の「沖縄・台湾クルーズ」では、織田さんが乗船して東京からの乗船客を対象にトークショーやアイススケート教室を開催。また、4月25日出発の「済州島・博多・名古屋クルーズ」では、織田さんの母親で日本スケート連盟特別強化選手コーチなどを務める織田憲子さんのトークショーを開く。そのほか、浅田真央選手なども出演するアイススケートショー「ザ・アイス」の演出や振りつけを担当する坂上美紀さんが、両コースに乗船してトークショーとレッスンをおこなう。
日本総代理店のミキ・ツーリストでクルーズカンパニー長を務める糸川雄介氏によれば、両コースの販売状況は「概ね好調」。「沖縄・台湾クルーズ」は約70%が日本市場向けで、そのうち約75%が販売済みで、「済州島・博多・名古屋クルーズ」については約90%が日本市場向けで、そのうち70%弱が販売済みだという。そのほかに同船は、同時期の日本発着クルーズとして5月14日出発の「春の日本寄港片道クルーズ2泊~9泊」や、5月1日出発のJTB旅物語のチャータークルーズ「憧れのクルーズ 済州島・長崎6日間」も実施。チャーターの「憧れのクルーズ 済州島・長崎6日間」については、既に90%近くを販売したという。