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熊本、路面・観光列車を首都圏でアピール、都電貸切も

  • 2014年10月28日

 熊本県と熊本市は11月1日から、首都圏で熊本の路面電車や観光列車をアピールするイベントを実施する。熊本市営路面電車では10月3日から、工業デザイナーで「ななつ星in九州」などを手がけた水戸岡鋭治氏デザインの新車両「COCORO」が運行を開始。熊本県の各地域でも、同氏デザインの九州新幹線、おれんじ食堂、田園シンフォニーなどの列車が運行しており、こうした魅力を「鉄道王国くまもと」として訴求していく。

 イベントでは11月1日の午前と午後に計2回、都電荒川線の車両ジャックを実施。都電を貸しきり、車内で熊本の鉄道の魅力をアピールする。車両にはくまモンが同乗し、記念撮影やクイズ大会を開催。Facebookで公募し、当選者40名を招待する。参加者にはCOCOROグッズや熊本の鉄道グッズを贈呈する。また、参加者にイベントの様子をFacebookにアップしてもらうという。

 また、10月1日から11月まで、書泉グランデ、書泉ブックタワー、書泉ブックセンターの全フロアで、熊本の路面電車・観光列車のオリジナルブックカバーを配布する。配布期間に合わせて、書泉グランデでは熊本鉄道フェアも開催する。なお、ブックカバーがなくなり次第配布は終了する。

 さらに、今回のイベントに合わせ、10月に特設サイト「鉄道王国くまもとだモン!」を開設。路面電車や観光列車の魅力をアピールし、沿線の観光スポットやグルメ情報を紹介。旅の楽しみ方を提案している。加えて、12月31日まで熊本の特産品やくまモングッズ、COCOROグッズなどをプレゼントするキャンペーンも展開中だ。