セレブリティクルーズは10月1日、2015年10月に実施するセレブリティ・ミレニアムの日本発着クルーズ3本の概要について発表した。うち2本は旅行会社によるチャータークルーズで、ひろでん中国旅行新聞社が広島発着クルーズを、阪急交通社が神戸発着クルーズを実施する。広島および神戸発着のクルーズはセレブリティクルーズにとっては初の試み。

　10月10日からの広島発着クルーズは「台湾プレミアムクルーズ7日間」で、広島／基隆間を往復し、基隆には1泊停泊する。ひろでん中国新聞旅行社は既に販売を開始しており、旅行代金は2名1室利用で9万8000円から85万円。今年12月25日までの申し込みには早期割引を適用する。

　その後に続く10月16日からの神戸発着クルーズは「秋の日本一周と釜山クルーズ」で、神戸、高知、釜山、秋田、清水に寄港して神戸へ戻るもの。出航地の広島から最終下船地の神戸までの9日間コース、神戸発着の8日間コース、高知発神戸着の7日間コースの3コースを設定する。発売開始は11月上旬を予定する。

　その後は10月25日から、自主運航により横浜発香港着のクルーズを予定。清水、神戸、長崎、那覇、上海、基隆に寄港する14泊の行程で、神戸に1泊停泊することから、京都へ足を伸ばす訪日外国人客の需要が見込まれるという。