日本航空とハワイアン、燃油サーチャージ値下げ

  • 2014年8月24日

 日本航空(JL)とハワイアン航空(HA)は2014年10月1日から11月30日の発券分について、燃油サーチャージを引き下げると発表した。6月から7月の2ヶ月間のシンガポールケロシン市況平均価格の下落にともなうもの。

 JLは、例えば設定額が最も安い韓国と極東ロシアについて、日本での発券分を現行の2500円から500円引き下げ、2000円とした。最も高い北米、欧州、中東、オセアニアについては4000円引き下げ、2万1000円とする。

 また、HAは日本/ハワイ間は現在の片道1万6000円から1万3500円に、日本/米国本土間は2万5000円から2万1000円に値下げ。また、ハワイと米国本土発の場合、日本/ハワイ間は現行の片道189米ドルから170米ドル、日本/米国本土間は296米ドルから264米ドルに設定した。

▽JL、燃油サーチャージ額 ※2014年10月~11月
路線/改定後/現行
韓国、極東ロシア/2000円/2500円
中国、台湾、香港/5500円/7000円
グアム、フィリピン、パラオ、ベトナム/6500円/8000円
タイ、シンガポール、マレーシア/1万500円/1万3000円
インドネシア、インド、ハワイ/1万3500円/1万6000円
北米、欧州、中東、オセアニア/2万1000円/2万5000円