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東京で「大茶会」、9月と10月に開催へ、外国人向けも

  • 2014年7月29日

 東京で9月と10月に2日間ずつ、「東京大茶会2014」が開催される。これは、東京都と東京文化発信プロジェクト室(東京都歴史文化財団)などが日本の伝統文化の魅力を国内外に向けて発信するプロジェクト「東京発・伝統WA感動」の一環で、2008年に始まって今年が7回目のイベント。2013年には約2万3000人が来場し、これまでの累計来場者数も約10万5000人となっている。

 大茶会では、日頃は茶道に触れる機会のない都民や外国人に茶文化や茶の湯を気軽に楽しんでもらうことを目的としており、今年は9月27日と28日に江戸東京たてもの園、10月11日と12日に浜離宮恩賜庭園を会場に様々な流派が参加して開催。

 会場内では、事前予約によって本格的な茶会を体験できる「茶席」や、屋外で気軽に参加できる「野点」、2人1組でお茶を点てる「茶道はじめて体験」を実施。また、各会場限定の企画として、江戸東京たてもの園では小学生以下の子供のための茶道教室、浜離宮恩賜庭園では外国人向けの「イングリッシュ野点」と、都内高校の茶道部による「高校生野点」もおこなう。

 参加料は茶席が700円で、各種の野点と茶道はじめて体験が300円、子供のための茶道教室が200円。このほか、江戸東京たてもの園はイベント開催に合わせて入園料が無料となるが、浜離宮恩賜庭園は別途必要。

 なお、会場では、今年が1964年の東京オリンピック・パラリンピックから50年の節目であることからパネル展示などもおこなうという。