阪急交通社グループ、海外5月は11.0%減、アジア方面が好調

  • 2014年7月15日

 阪急交通社グループ3社(※)の2014年5月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比11.0%減の237億5717万円となった。阪急交通社が13.0%減の208億2642万円と減少したが、阪急阪神ビジネストラベルは7.0%増の31億1043万円、阪神トラベル・インターナショナルも7.0%増の3億7205万円と増加した。

 阪急交通社は、中国、韓国を除く中距離アジア、台湾が好調に推移したが、その他の方面が伸び悩み、全体では前年を下回った。一方、阪急阪神ビジネストラベルでは、インド、インドネシア、シンガポール、香港、欧米方面が前年より大幅に増加した。

 なお、3社合計の国内旅行は0.7%減の127億2726万円、外国人旅行は246.4%増の1億5605万円。海外旅行を含めた総取扱額は7.4%減の366億4048万円となった。国内旅行、外国人旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。

 ※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル