トップツアー、4月海外旅行は0.8%増、団体好調

  • 2014年6月16日

 トップツアーの2014年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比0.8%増の18億962万円となった。企画商品が30.0%減となったものの、団体旅行が29.7%増と牽引した。海外旅行取扱額が前年を上回るのは1月以来。

 団体旅行では、教育旅行は28.9%減となった一方、一般団体では大型団体を取り扱ったことで39.3%増と大きく伸びた。企画商品は、自社企画が2.8%減、他社企画が31.2%減。その他個人旅行は14.8%減であった。

 取扱人員は海外全体で1.2%増。企画商品は35.6%減となったが、団体旅行が29.4%増。方面別では、団体旅行はグアムとサイパンが415.6%増、ハワイが319.9%増、香港が51.6%増、シンガポールが19.0%増、北米が18.2%増、その他アジアが13.3%増、中国が9.8%増、欧州・ロシアが5.7%増とプラス成長。企画商品では北米が45.5%増と好調であった。

 なお、国内旅行は7.4%減の51億3971万円、訪日旅行は1.5%増の3億8252万円。海外とその他を含めた総取扱額は5.2%減の73億6623万円となった。国内・訪日旅行の詳細は別途掲載している(下記関連記事)。