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エアアジア、インターポール「I-Checkit」試験導入、航空会社初

  • 2014年5月19日

 エアアジア(AK)は、安全性強化に向けた継続的取り組みの一環として、警察機関の国際組織であるインターポールの「I-Checkitシステム」を試験的に導入する。全ての国際線旅客のパスポート番号を、167ヶ国4000万人以上のデータが蓄積されたインターポールのパスポート盗難、紛失管理(SLTD)データベースと照合する。

 AKによると、自社のチェックインシステムにI-Checkitを組み込むのは航空会社として初めて。パスポート番号、パスポートの種類、国コードのみがSLTDに照合され、個人情報がインターポールに送信されることはないという。

 SLTDデータベースで旅客のパスポートに該当すると思われる情報が見つかった場合、AKは顧客情報を地元当局に照会。また同時にインターポールで、パスポート情報を保有する国のインターポール国家中央事務局(NCB)とフランスのリヨンにあるインターポール事務総局に通報し、さらに検証をおこなう。試験導入は5月後半に開始予定だ。