LHグループ、1Q旅客数は0.5%増、ロードファクターは0.5ポイント減

  • 2014年4月21日

 ルフトハンザグループの2014年第1四半期(2014年1~3月)の総旅客数は、前年同期比0.5%増の2173万8000人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)を0.4%増としたものの、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は0.3%減となり、ロードファクターは0.5ポイント減の75.6%となった。運航便数は1.2%減の23万1584便だった。

 各数値はルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、ジャーマンウイングス(4U)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、エーデルワイス航空(WK)、オーストリア航空(OS)の合計値。機材の近代化に伴う大型機の使用により、短・中距離路線の接続便でASKが増加したものの、ドイツ統一サービス産業労働組合が国内空港の組合員に呼びかけた3月のストライキなどが影響した。

 会社別で見ると、LHと4Uは旅客数が1.5%増の1577万7000人、ASKが前年並み、RPKが0.9%減、ロードファクターが0.7ポイント減の74.8%、総運航便数が0.4%増の16万1158便。LXは旅客数が2.1%減の372万人、ASKが2.1%増、RPKが1.3%増、ロードファクターが0.7ポイント減の79.1%、総運航便数が4.3%減の3万8459便。OSは旅客数が2.3%減の224万1000人、ASKが0.4%増、RPKが0.7%増。ロードファクターが0.2ポイント増の74.2%、総運航便数が4.6%減の2万9404便だった。