セブパシフィック、成田と中部に就航-日本発初便搭乗率、85%以上
セブパシフィック航空(5J)は3月30日、成田、中部/マニラ線を開設した。成田/マニラ線はデイリー運航で、使用機材はエアバスA320機。中部/マニラ線は火、木、土、日の週4便で運航する。初便の就航率は、成田線のマニラ発が98%、成田発が85%、中部線のマニラ着が99.7%、成田発が90%となった。
5Jによると、日本線はフィリピンで先に販売を開始したため現状はフィリピン発の需要が多く、成田線では8割がフィリピン人で、ウェブサイトでの直販がほとんど。5月までの予約を見ても同様の傾向だ。このため、日本発については6月以降の需要の取り込みをはかっていく。
日本市場の販路については、ウェブサイトの直販は引き続きおこなうが、今後は日本で旅行会社経由の販売を強化していきたい考え。リゾートや東南アジアを取り扱う旅行会社に対しセールス活動を展開中とした。
2路線の最低運賃は片道5499ペソから。5Jによると、フルサービスキャリアよりも最大約70%安くなっているという。