成田、2月の国際線旅客数は1%増-日本人減も外国人は2桁増
成田国際空港(NAA)によると、2014年2月の国際線旅客数(速報値)は前年比1%増の235万2025人となった。日本人旅客数は韓国や中国への乗客減やタイの反政府デモの影響などで6%減の121万4550人と減少したが、外国人旅客数は21%増の71万8065人と好調で、2月単月で第2位を記録。通過客は4%減の41万9410人だった。
国内線の旅客数は28%増の43万5065人。外国人や国内線の伸びが奏功し、航空旅客総数は5%増の278万7090人で、2月単月として過去最高を記録した。
旅客便の発着回数は、国際線が4%増の1万1847回、国内線が15%増の3708回とともに増加。国内線は2月単月として過去最高となった。
なお、カーフューの弾力的運用の実施件数は、2013年3月31日の運用開始から3月26日までで58件実施。最も多かったのは離陸時のやむを得ない理由による遅延で24件、ついで着陸時の出発地空港での遅延を理由としたもので16件、着陸時の玉突きによる遅延で15件だった。申請自体は245件あったという。
2月の方面別旅客数は下記の通り。
▽国際線方面別旅客数 2月(方面/前年比/人数)
太平洋/1%増/29万5100人
欧州/2%減/15万300人
オセアニア/微増/4万9500人
グアム/18%減/5万2500人
アジア(中東含む)/3%増/28万4200人
台湾/28%増/8万4400人
香港/8%増/6万5800人
中国/9%増/13万4200人
韓国/7%減/9万9200人
アフリカ/※※/0人
※通過客を含む
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