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静岡県が関西に攻勢 観光商談会で伊豆半島や富士山PR

 静岡県観光に関連する説明会や交流会が大阪市内で相次いで開かれた。1月末には川勝平太知事の講演会、2月初めには商談会が行われ「待ちの観光から仕掛けの観光を発信していく」(県観光協会・太田忠四郎専務理事)と意欲的だ。

 商談会で紹介された2014年の観光トピックは、2月11日に開通した東駿河湾環状道路・三島塚原インター-函南塚本インター間。沼津市や三島市街地の渋滞を回避でき、伊豆半島内観光地へのアクセスが向上する。「バスツアーで到着時間の見込みが明確になります」と担当者。

 また、富士山世界遺産の構成遺産のひとつ白糸の滝に昨年12月、遊歩道が完成した。滝つぼまで容易に近づける。富士山に関しては、県内7市3町のビュースポットから望む「駿河湾・富岳三十六景」を設定しているほか、今夏から導入される入山料、大阪から高齢登山者が増えていることなどが紹介された。

 そのほか伊豆半島ジオパーク、浜名湖花博2014もアピールした。


情報提供:トラベルニュース社