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13年の訪日外国人旅行消費額、30.6%増の1兆4168億円-トップは中国

  • 2014年1月20日

 観光庁によると、2013年の訪日外国人の旅行消費額(推計)は、前年比30.6%増の1兆4168億円となり、過去最高額を記録した。国籍・地域別にみると、中国が全体の19%を占める2759億円とトップ。2位は台湾(17%、2475億円)、3位は韓国(14%、1978億円)となり、4位が米国(10%、1352億円)5位が香港(7%、1054億円)となった。伸び率が高かったのは6位のタイと10位のシンガポールで、タイは73.7%増の576億円、シンガポールは68.4%増の311億円だった。

 費用別支出額では、1位が宿泊費で33.6%を占める4763億円。ついで買い物代(32.7%、4632億円)、飲食費(20.5%、2904億円)、交通費(10.4%、1480億円)、娯楽サービス費(2.5%、349億円)となった。

 1人あたりの旅行中の平均支出額は、5.3%増の13万6704円で過去最高となった。国・地域別では、オーストラリアが1人あたり21万3000円ともっとも多く、ロシアと中国(21万円)、フランス(20万4000円)、カナダ(18万9000円)と続いた。

 平均宿泊数はインドが25.5泊ともっとも多く、ついでロシアが25.1泊、フランスが20.0泊、中国が19.8泊、米国が15.3泊となった。