羽田発着枠、記者レク詳報【3】

  • 2013年10月3日

-大臣が会見の中で何度か話していた中に、公平さの定義と、あと過去の経緯を考慮しますという風な発言があったんですけれども、この過去の経緯というのはいわゆる公的資金を入れたJLの…

 私が大臣の言葉の意味を慮るのも甚だ恐縮になってしまうとは思っているんですけれども、事務的な検討の中では当然ながらJLが公的資金、支援を受けて再生されてきたという経緯、それからこれまでに各航空会社が時間的経緯をかけてネットワークというのを形成してきております。その上で、それぞれがアライアンスに加盟してコードシェアのパートナーがいたりとか、あるいはそういった中でシェアをそれぞれ獲得してきているという経緯もございます。

 そういったことを諸々に検討の段階では考慮に入れさせていただいたということでございます。


-大臣の指示ですとか、いわゆる自民党の運輸族の方から何か具体的な、別にそのプレッシャーでなくてもいいんですけれども、こういう風にというようなアドバイスなり指示なりというのはあったんでしょうか

 特に具体的に11対5にしろとか、そういった指示を受けたというような認識はございません。


-今後の考え方ですけれども、今回これでそれぞれの会社が平等の条件になったので、今後仮に増やす場合は平等に配分するとかそういう考え方になっていくんでしょうか

 非常に難しいお答えなんですけれども、仮に将来的に羽田空港の発着枠が出てきた場合には、その時点においての状況を総合的に勘案してまた判断させていただくということだと思います。


-今回こうしたことで、双方同じ条件のもとについたという考え方に立つということでしょうか

 近づいたということかと。