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インドネシアも羽田昼可能に、当局間で合意-8ヶ国目

  • 2013年6月30日

 日本とインドネシアの航空当局間協議が6月25日と26日にデンパサールで開催され、羽田空港の昼間時間帯(06時~23時)について、それぞれの国が発着枠を1日2スロットずつ利用可能とすることで合意した。2014年3月末を予定する、国際線発着枠の3万回から6万回への増加が条件。スロットは着陸、離陸ともに1回ずつと数えるため、1ヶ国について1企業が1日1便を運航できるようになる。

 現在、日本/インドネシア間の旅客便は、日本航空(JL)と全日空(NH)が成田/ジャカルタ線を週7便ずつ運航しているほか、ガルーダ・インドネシア航空(GA)が成田からジャカルタとデンパサールに週7便ずつ、羽田/デンパサール線と関空/デンパサール線も週7便ずつ運航しているところ。

 今回の合意を受けてGAでは、羽田の昼間時間帯に「ぜひ飛びたい」とコメント。ただし、便数や就航地、機材、就航時の既存路線の存続方針などは今後の検討事項という。また、JLは「羽田/ジャカルタ線をぜひ就航したいと考えており、かかる権益の配分をお願いしている」とし、NHも決定した事実はないとしつつ、「就航をめざす」と説明した。

 なお、昼間時間帯での羽田就航に合意した国は、英国、フランス、中国、シンガポール、タイ、ドイツ、ベトナムに続いてインドネシアで8ヶ国目となった。