ウィーン、12年の日本人12%増、欧米以外で1位に

  • 2013年1月27日

 オーストリア政府観光局によると、2012年のウィーンの宿泊施設客数が前年比7.5%増の1230万人となり、過去最高を更新した。ウィーン市観光局理事のノルベルト・ケットナー氏は、2012年がグスタフ・クリムトの生誕150周年であったことが寄与したと分析するコメントを出している。

 2012年の市場別トップ10では、ドイツが1%増の239万9000人、オーストリアが7%増の224万1000人、イタリアが2%減の64万3000人、ロシアが22%増の63万4000人、米国が10%増の61万8000人の順で入った。日本は12%増の30万9000人で、欧米以外では1位となった。

 なお、ウィーンは2011年12月から2012年12月まででベッド数が5%増の約5万5000台となったものの、客室稼働率は70%を維持できたという。