LCCのスクート、10月29日に成田就航-台北片道9540円から
シンガポール航空(SQ)子会社で中長距離路線を専門に運航するLCCのスクート(TZ)は10月29日、成田/台北/シンガポール線に就航する計画だ。10月3日には国土交通省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得。同路線は、ボーイングB777-200型機で週7便を運航する。座席数はプレミアムクラス32席、エコノミークラス370席。
日本地区総代理店(GSA)であるエア・システムによると、6月の就航発表後、旅行会社への商品化の働きかけを実施してきたといい、早ければ10月9日にもパッケージツアーの販売が開始される見込み。TZとしては日本市場で、台湾とシンガポール両方の需要獲得をめざすが、旅行会社のフィードバックもあり、まずは成田/台北間の需要取り込みに着手することになりそうだという。
運賃は、就航記念で成田/台北間が片道9540円から、成田/シンガポール間が片道1万4780円から。プレミアムクラスは、それぞれ1万9540円からと2万2780円からとしている。いずれも諸税を含む。販売期間はシンガポール時間で10月3日12時30分から10月8日23時59分まで。
なお、近くGDSとの契約も発表になるという。
▽TZ、成田/台北/シンガポール線運航スケジュール
NRT 11時50分発 TPE 14時35分着・15時45分発 SIN 20時10分着
SIN 00時55分発 TPE 05時40分着・06時50分発 NRT 10時40分着