国観連近畿青年G、新リーダーに北原氏 新法人でも活動継続

 国際観光旅館連盟近畿支部青年グループ(吉井雅康リーダー=塩田温泉・夢乃井)はこのほど、京都市東山区の晴鴨楼で第36回総会を開いた。2期務めた吉井さんに代わり、新たに北原達馬さん(京都市中京区・旅館こうろ)をリーダーに選出した。

 今年10月に国観連と日本観光旅館連盟が合併し新法人を設立することから、青年グループも拡大。近畿各府県の日観連会員旅館にも加入を呼びかけ、10月1日に新青年グループとして活動を続ける。

 総会であいさつした吉井さんは「青年グループでは初代リーダーの西村肇さん(現・国観連近畿支部長)以来2期続けてリーダーを務めさせていただきました。その間、新型インフルエンザ渦や震災などがありましたが、いろんな経験を積ませてもらいました。ありがとうございました」と謝辞を述べた。

 北原リーダーは「リーダーとしての役目を精一杯果たし、青年グループらしさを出していけるようにしていきたいです」と抱負を述べていた。

 総会では事業計画などを決めたほか、楽天トラベルの事後カード決済導入伴うキャンセル料収受の問題について全旅連青年部で担当副部長を務める利光伸彦さんが報告した。利光さんは「問題解決に向けて、近畿の青年グループが全国の旅館をリードしていただくよう期待しています」とエールを送った。

 また、事務局からは国観連オープンウェブについて「(宿泊予約の)推奨エンジンの加入を青年グループから呼びかけてほしい」と依頼があった。

 この後、星野リゾートの竹田尚子さんが同社の戦略について講演した。


情報提供:トラベルニュース社