KNT、福島県の子ども向けに保養プログラム、安全な外遊び提供

  • 2012年7月9日

 近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、東日本大震災復興支援財団と共同で福島県の子どもを対象にした保養プログラム「ふみだす探検隊2012夏」の販売を開始した。放射能の影響で子供たちの屋外活動が制限されるなか、放射線量が低い地域での外遊びやキャンプなどの機会を提供するもの。

 保養プログラムはAコースの「ふみだす探検隊 遠野ふるさと体験」とBのコースの「ふろんてぃ家 夏の自然学校」の2種類。「ふみだす探検隊 遠野ふるさと体験」は8月9日出発の2泊3日のツアーで、岩手県遠野市を訪問。たかむろ水光園でのふるさと体験や、やかまし村でのピザ作り、ツリーハウス造りなどの体験を盛り込んだ。定員は40人で、対象は小学校1年生から6年生。

 一方、「ふろんてぃ家 夏の自然学校」は8月24日出発の1泊2日で、福島県裏磐梯で実施。カヌー体験や桧原湖散策、磐梯山登山などの体験ができる。定員は80人で、対象は小学校4年生から6年生とした。旅行代金はAコースが3000円で、Bコースが2000円だ。