ミャンマー、ラカイン州にて発令された「緊急事態宣言」の影響
2012年6月10日(日)、ミャンマー西部に位置するラカイン州(ヤカイン州)において「緊急事態宣言」が発令されたことは、日本でもテレビや新聞などで報道されておりますが、通常、旅行者が訪れるヤンゴン、マンダレー、バガン、インレー、ネーピードーなどの観光地は全て平常通りです。
ミャンマーの主要観光都市は、国土の中のほぼ中心部のみに集中しています。
これに対し、今回「緊急事態宣言」が発令されたラカイン州は、ミャンマー西部のバングラデシュとの国境地帯に位置します。
今回最初に事件が発生したとされるタウンゴウ地区(Taung Gok)はヤンゴンの北西約300km、その後暴動が発生したとされるマウンドー地区(Maungdaw)はヤンゴンの北西約600km、州都 シットウェ(Sittwe)も北西約500kmと、ミャンマー主要観光地からはかなり距離が離れていることから、ヤンゴンを含めた主要都市 マンダレー、バガン、インレー、ネーピードーなどへの訪問には、全く問題ありません。
ヤンゴンでは、ごく普通に、平穏無事な毎日が続いており、日本人会や日本人学校などの行事が中止となることもなく、全て予定通り開催されております。
どうぞ安心してミャンマーへお越しください。