三井アウトレットパーク木更津とコラボ 南房総市観光協会が特別企画

 千葉県の南房総市観光協会(井野宏一会長)はこのほど、木更津市にオープンした三井アウトレットパーク木更津とコラボレーションした企画を始めた。観光協会に加盟し企画に参画する宿泊、飲食施設を利用すると三井アウトレットパーク木更津内の店舗で割引や特典などが受けられるスペシャルクーポンブックの引換券がもらえる。

 企画は、三井アウトレットパーク木更津が4月13日にオープンしたのを機に、房総エリアへの宿泊客の増大と、房総への旅行の魅力アップを図ろうと実施。市内の旅館や飲食店100店以上が参画し、7月31日までクーポンブック引換券を配布する。

 同パークは、第1期オープンとして171店舗が入居し、今後は国内最大級の200-250店舗まで拡張する計画。東京アクアラインに近く、対岸の東京都内や神奈川県などのほか羽田、成田空港を利用するインバウンド客の集客も見込む。南房総市からも約1時間で行くことができる。

 また、協会加盟の旅館、民宿では「房州まるごと 喰いやがれ!!」と題した宿泊プランを4月14日からスタートさせている。5月31日までは180グラム以上の地元産のサザエと地元産の野菜もしくは果物をセットしたプラン、5月10日-7月31日までは房州あわびと旬の野菜・果物をセットにしたプランを用意した。

 特にあわびプランは、300グラムのあわびを用いる場合は「メガ房州あわびプラン」として販売。観光協会では「あわび漁は5月に解禁です。ですからあわびヌーボーをお楽しみいただけます」とアピールしている。


情報提供:トラベルニュース社