ハイアット・ホテルズ・コーポレーションは2012年1月10日、中国浙江省沿海部の港湾都市、寧波に、パーク・ハイアット・寧波・リゾート・アンド・スパを開業した。北京、上海に続いて中国では3軒目となるパーク・ハイアットの中国のリゾート地への開業は初めて。

　同ホテルは、上海からは車で2時間半の距離に位置し、寧波で最も風光明媚だといわれる東銭湖のほとりに建っている。客室数は17室のスイートルームと10棟の独立型ヴィラを含む全236室で、ルームタイプはスタンダードのパークルームから最高級のプレジデンシャルスイートまでの6種類。また、インドアタイプ、アウトドアタイプが選べるダイニング、「シーフードハウス」や、レジデンシャルスタイルで楽しむ「ダイニングルーム」のほか、伝統的なお茶やお菓子が楽しめる「ティーハウス」などがある。

　このほか、ジムやリフレクソロジー施設、スチームルーム、サウナ、月湖スパなどを用意している。会議やイベント施設としては、広さ1312平方メートルのイベント会場を備えている。正賓で400名が収容可能で、ボールルームやウェディングなどで利用できる。このほか、住居スタイルのイベント施設や会議室なども有している。