読者レポート:トラベル懇話会、ニューカレドニア研修ツアーを実施
ニューカレドニアの観光市場と日本人旅行者
ニューカレドニアへ入国する旅行者数のナンバー1は、フランス人。パリから東京、大阪を経由してのロングフライトにも関わらず、数多くの観光客が訪れる。滞在期間は、平均3週間のバカンスで、ほとんどのホテルがキチネット・タイプの部屋を有するのはフランス人客を念頭に置いているからである。
2番目に多いのが、日本人観光客。日本人の渡航者数は、年間約2万人レベルで、現在は数字的には横ばい。ハネムーンのカップルの旅行者のシェアが圧倒的に高い。各ホテルにおける日本人スタッフやサービスはたいへん充実しており、ハネムーナーの満足度も高い。ニューカレドニア観光局は、ハネムーンマーケットのさらなる深化を追及すると同時に、ニューカレドニア観光市場の活性化のためには積極的な新市場開拓の必要があると考えている。
ちなみに3、4番目は、オーストラリアとニュージーランド。バカンス客だけでなく、ビジネス客や小・中・高校生のスクール・ツアー、フランス語研修ツアーなども盛んだ。