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道後温泉旅館組合、台北市温泉発展会と友好交流/愛媛

 愛媛県・道後温泉旅館協同組合(大木正治理事長=ホテル葛城)は11月4日、台湾・北投温泉がある台北市温泉発展協会(周水美理事長)と「温泉友好交流」の調印を行った。

 すでに松山市と台北市は同じ「松山空港」を持つ縁で交流を深めてきたが、温泉地同士でも相互の観光客誘致に努めることで、両都市を結ぶ定期チャーター便の運航を実現したい考えだ。

 調印式に先立ち10月5-7日には台北市新北投温泉発展協会の一行が松山市を訪れ、松山市の野志克仁市長を表敬訪問し旅館組合の大木理事長らと調印の内容を確認した。

 野志市長は「両都市で"夢のチャーター便"が実現できれば、わずか2時間で結ばれることになる。皆さまの協力をお願いしたい」と話し、周理事長は「道後も台北もすばらしい温泉を持っている。両温泉の交流を深めることができるよう努力したい」と語った。

 台湾の一行は道後温泉に2泊し、伊予万才や松山道後秋祭りの宵宮の夜を楽しんだ。

 友好交流の調印式は11月4日、台北市で開かれる新北投温泉100周年記念事業として実施される「台北市温泉まつり」で行われた。道後温泉からは御輿2基も行事に参加した。


情報提供:トラベルニュース社