トップツアー、9月の海外旅行は1割減、自社企画商品は好調

  • 2011年11月15日

 トップツアーの2011年9月の販売実績で、海外、国内、訪日旅行などを合計した総取扱額は、前年比4.4%増の100億2220万4000円となった。このうち海外旅行は11.3%減の28億4563万7000円。特に、団体旅行で教育旅行が26.2%減、一般団体が16.0%減と前年割れし、合計でも17.9%減となった。一方、個人旅行では他社企画商品が2.8%減となったものの、自社企画商品が17.9%増と好調に推移。その他の個人旅行は9.4%減であった。

 海外旅行の取扱人員では、団体旅行が28.1%減となったものの企画商品が94.5%増と好調で、合計でも77.7%増と大きく増加。団体旅行で前年を上回った方面は、台湾が135.4%増、欧州・ロシアが78.1%増、韓国が9.5%増、香港が7.3%増であった。また、企画商品では、台湾が335.9%増、シンガポールが254.5%増、中国が240.0%増、韓国が42.9%増、グアム・サイパンが219.8%増、ハワイが16.3%増であった。

 なお、国内旅行は、団体旅行が34.8%増と好調であった一方、企画商品は6.3%減、その他の個人旅行は18.5%減となった。団体旅行では、一般団体が13.8%増、教育旅行が78.4%増であった。