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10月の旅行業倒産件数は4件、小規模倒産多く

  • 2011年11月9日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2011年10月の旅行業倒産件数は4件(前年:5件)で負債総額は6000万円(同:3億4900万円)であった。いずれも負債が2000万円以下と小規模企業が多く、件数も昨年に比べて減少している。また、震災関連倒産はなかった。

 宿泊業の倒産件数は2件(同:7件)で、負債総額は7億1900万円(同:17億5800万円)。昨年の7件に比べて件数が大幅に減少している。また、この2件のうち、福島市のいますや旅館が震災関連倒産としてあがっている。

 なお、TSRでは、金融円滑化法や政府の金融支援効果が続いていることから震災関連倒産が一段落したと推察している。