11年累計の宿泊業倒産件数は1.5倍の72件、5月単月で3.5倍、旅行業は微減
東京商工リサーチ(TSR)によると、2011年1月から5月までの宿泊業の倒産件数が前年比56.5%増の72件(前年、以下同じ:46件)と大幅に増加している。TSRでは、長引く個人消費の低迷やデフレ、震災などの影響で収益が悪化したと分析。10億円以上の大型倒産も15件(同:10件)発生しており、同期間中の負債総額は65.5%増の628億1300万円と大幅増となった。地区別に見ると、四国を除く全地区で倒産が発生しており、全国的に倒産が広がっていることがわかる。中部が18件、関東が15件、近畿と九州が各9...