4月倒産件数、旅行業は5件、うち震災影響1件−宿泊業も増加

東京商工リサーチ(TSR)によると、2011年4月の旅行業倒産件数は5件(前年、以下同じ:2件)であった。負債総額は3億5900万円(1億1600万円)。特に震災の影響が大きかったと見られるのは5件のうち1件という。一方、宿泊業の倒産件数は14件(10件)。このうち3件が震災関連倒産で、14件の負債総額は127億3800万円(56億4900万円)。TSRでは、旅行業と宿泊業について「他の業界に比べて震災倒産の出足が早い」と分析している。▽関連記事 ◆10年度の旅行業倒産件数は37件と縮小、11年度...