ピックアップ:JAM2011~震災後の回復とオーストラリアの新素材(2)

  • 2011年10月19日

▽ハーツ・アジア・パシフィック

ハーツ・アジア・パシフィック セールスマネージャーの鐘ヶ江逸郎氏

 世界140ヶ国、8000ヶ所以上の営業所ネットワークを持つハーツレンタカー。オーストラリアでも主要空港をはじめ220ヶ所以上で営業所を構えている。オーストラリアの最大のメリットは、日本と同じ右ハンドル・左側通行。一般的に道幅も広く、日本人ドライバーにとっては非常に運転しやすい国だ。

 同社によると、利用者の約8.5%が現地での手続き。この利用者を日本出発前に取り込むことを旅行会社に働きかけている。特に円建てクーポンをアピール。旅行会社にとっても売りやすく、利用者の現地での手続きもスムーズだ。また、レンタカー商品はコミッション率が高いのも旅行会社にとっては魅力。オーストラリアはアメリカに次ぐレンタル数であり、今後はGPSカーナビ「ネバーロスト」の日本語音声対応も進めていきたい考えだ。


▽APT/VIPツアーリング

APT/VIPツアーリング日本ビジネス開発マネージャーの神田ほづみ氏

 APT/VIPツアーリングは、ノーザンテリトリーのトップエンドやレッドセンターで、専任ガイドによる質の高い日本語ツアーを提供しているツアーオペレーター。特にウルル・カタ・ジュタ国立公園でのツアーには定評がある。バーベキュー・ディナーの会場は、ほかのどのツアーよりもウルルに近く、サンセットのビューポイントよりも近い。ディナー後は光害のない環境で満天の星空を鑑賞するなど、思い出に残るプログラムは日本人観光客にも人気が高い。

 また、トップエンドでは、ダーウィンからのカカドゥ国立公園、リッチフィールド国立公園、キャサリン渓谷へのツアーも催行。カカドゥについては日本語ガイドによるツアーも提供している。