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山陽新幹線で「宮崎フェア」 JR西日本の子会社が車内販売

 ジェイアール西日本フードサービスネットは10月5日から、宮崎県の特産品を山陽新幹線の車内で販売する「宮崎フェア」を始める。10-12月に行われる「熊本・宮崎・鹿児島デスティネーションキャンペーン」に合わせて実施するもので、12月4日までの期間、お土産やお菓子、清涼飲料水など宮崎県の物産品から1品目ずつ5商品を販売する。

 フェアは「代わり映えしない新幹線の車内販売の商品に何か変化を」という乗客の要望に、山陽新幹線の車内販売を担う同社が応え、九州新幹線鹿児島ルート全線開業時よりほぼ毎月、月替わりで行ってきた。初回の「さくらフェア」では焼酎を初めて車内販売し話題を呼んだ。

 7度目となる今回は、サツマイモの甘さと焼き塩のバランスが絶妙で女性に人気があるお菓子「イモッコロ」、今年5月にモンドセレクション金賞を受賞した「宮崎マンゴーラングドシャ」などを取りそろえている。期間中の毎日、新大阪-博多間を走る「のぞみ」や「ひかり」など定期列車181本と臨時列車で販売する。

 同社列車事業本部の角田和隆さんは「フェアはお客様に大好評です。今回販売をする『イモッコロ』や『宮崎マンゴーラングドシャ』はフェア以外では宮崎県内でしか購入できないものです。販売している車内販売のワゴン車にはPOPでPRしています。山陽新幹線をご乗車の際はぜひご利用ください」と話している。


情報提供:トラベルニュース社