エールフランス、マルセイユに支社-13の新規直行便も就航

  • 2011年10月5日

 エールフランス航空(AF)は9月28日、新拠点としてマルセイユに支社を設立した。これは、事業コストを約15%削減する目的に基づくもので、400名のパイロットや客室乗務員を配置した。域に根ざし即応性を高めるため、地域統括ディレクターが運航スタッフや客室乗務員、セールス、空港職員などを統括し、ひとつの小規模企業のように機能するという。さらに、AFでは同様の戦略を2012年春にトゥールーズとニースで、2012年夏にはボルドーでも展開する予定だ。

 また、AFは10月2日にバーゼルやミュールーズ、ビアリッツ、ブレスト、アテネ、コペンハーゲン、デュッセルドルフ、アイントホーフェン、ミラノ・マルペンサ、モスクワ、プラハ、ベイルート、イスタンブール、カサブランカの13都市に就航。また、手荷物預入やゲートでの無料新聞サービス、飲み物やスナックの提供、座席指定といった無料サービスは変わらないものの、マルセイユ発路線の運賃は片道50ユーロからとなる。

 なお、AFでは今後さらに国内線の輸送能力を増強する予定で、路線によって座席数を80%以上拡大するという。