観光庁、日本のおもてなし体制を強化-過去最高4432施設がキャンペーン参加

  • 2011年9月1日

 観光庁は9月1日から2012年3月まで、「Visit Japan おもてなしキャンペーン」を実施する。インバウンド復興を着実に、持続的に実行するため、これまでの期間限定型から半年間を通して実施するのが特徴。民間企業や自治体などの協力を得て、日本全国で訪日客を迎える体制を強化する。今年は8月18日時点までに、過去最高の4432の宿泊施設や観光施設、商業施設などが参加しており、現在も増加しているという。

 キャンペーンでは、期間中の訪日客に対して、参加企業の割引やプレゼントの各種特典を提供。クーポン機能を持つ「Visit Japan Card」を世界各地の旅行博や旅行会社を通じて配布する。また、英語や中国語、韓国語など8言語の海外向けキャンペーンサイトで、安全情報とともに、ミス日本グランプリや外国人レポーターによる観光地や施設の最新情報を発信する。このほか、日本国民に向けても、交通機関や協賛事業者などでポスターを掲出し、訪日客を迎え入れる気運を高めていく。