阪急交通社、にっぽん丸チャーターで小笠原クルーズ発売-大阪港発着で
阪急交通社は、小笠原諸島が今年6月に世界自然遺産に登録されたことを記念し、8月11日、大阪港発着の「にっぽん丸で航(い)く「小笠原」クルーズ5日間」を発売した。2012年3月7日発の5日間のツアーで、添乗員が同行する。
同社広報部によると、3月は海が穏やかで、クジラが現れる時期でもあり、小笠原観光のベストシーズンにあたることから3月に設定した。約10日前から同社ウェブサイト上で告知し資料請求受付を開始したが、すでに3ケタの請求があったという。今後はメディアを活用した告知も展開していく考えで、最少催行人数は200名とした。
往路では、船内で専門家による「小笠原の自然とその保護」の講演を実施する。また、3日目の父島上陸の際、全員にゴミの持ち帰りの徹底をはかるために袋を配布。さらに、父島自由行動中に傘下でできる、ホエールウォッチングやカヤック体験、固有植物の観察などのオプショナルツアーも6種類用意した。
ツアーは全食事付きで大人1名あたり17万8000円から。子供代金は大人の75%となる。梅田、難波、三宮からの送迎バスも用意し、予約時に申し込みを受け付ける。