小笠原村観光局、環境とホスピタリティ維持で誘客へ、世界遺産効果に期待

  • 2011年7月25日

小笠原村観光局は7月下旬、旅行会社を対象にした小笠原諸島セミナーを、全国6都市で開催した。セミナーでは小笠原諸島の観光素材である自然の魅力とともに、小笠原ならではの特徴や片道25時間の航路によるアクセスを含めた送客のポイント、注意点を説明。小笠原専門のオペレーター2社を紹介しつつ、自社のビジネスに適うかどうか精査が必要な観光地であるとし、検討段階での相談を推奨した。同観光局主任の根岸康弘氏によると、小笠原諸島の年間訪問客数は1万3000人から1万5000人。ダイビング客によって観光開発がはじまり、近...