「マリオット大阪」開業へ-近鉄とマリオットが提携、14年に開業へ

  • 2011年7月20日

 近畿日本鉄道はこのほど、大阪阿部野橋駅に建設中の高層複合ビル「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」内に「大阪マリオット都ホテル」を開業することでマリオット・インターナショナルと提携したと発表した。開業予定は、阿部野橋ターミナルビルタワー館が完成する予定の2014年春。マリオットブランドとしては名古屋、沖縄に次いで国内3軒目となる。

 ホテルのコンセプトは、「宿泊機能を重視し、充実した付帯サービスを提供する高品質な国際的都市型ホテル」。客室は376室で、客室面積は約40平方メートルを基本とし、全客室のバスルームに洗い場を設けるなどゆとりのある設計とする。ビジネスセンターやトレーニングジム、会議室を設けるほか、客室階の一部はエグゼクティブフロアとし専用ラウンジも設置。また、ホテル最上階の57階には眺望を楽しめるレストランを用意する。

 なお、阿部野橋ターミナルビルタワー館は地下5階、地上60階建てで、高さは300メートルを予定。ホテルのほか、百貨店、オフィス、美術館、展望台などを備える。ホテルは1階にエントランス、19階にフロント、ロビー、ロビーラウンジ、レストランを配する。客室階は38階から55階で、20階に宴会・会議施設、57階にレストランを設ける予定だ。