阪急交通社、5月の海外旅行取扱額は6.2%減-自粛ムードが緩和
阪急交通社の2011年5月の旅行総取扱額は22.8%減の251億3888万9000円となった。このうち、海外旅行取扱額は6.2%減の196億1281万2000円。東日本大震災後の自粛ムードが緩和され、ヨーロッパや台湾が堅調に推移した。阪急交通社によると、4月中旬までメディア出稿を自粛していたこともあり、ゴールデンウィーク期間中の取り込みが出遅れた。一方、夏休み需要の取り込みは堅調で、6月以降は回復傾向にあるという。
また、国内旅行は52.2%減の55億1985万7000円。東海、近畿、中国地方は前年を上回ったが、東北、関東地方は震災の影響を大きく受けた。外国人旅行は93.8%減の622万円。