夏の海外旅行予約、間際化の傾向強く-「安・近・長」でアジアが好調
トラベルビジョンがこのほど実施した旅行大手各社の夏の海外旅行予約状況に関する聞き取り調査で、市場が東日本大震災の影響から回復傾向にあることがわかった。取材に応じた各社では、前年比にはややばらつきがあるものの、「好調」と表現する会社もあり、総じて市場動向の好転を報告。燃油サーチャージの高騰などもあり「安・近・長」の傾向が見られるという。また、間際化が強まっているとの指摘も多く、各社ともさらなる需要の取り込みに向けて販売を強化する考えだ。近畿日本ツーリスト(KNT)によると、6月30日時点の7月の海外旅...