日本一長い路線バスで行く奈良県・十津川温泉郷の宿泊プラン

 紀伊半島を縦断する全長166・9キロと日本一長い路線バスを利用する宿泊プランを奈良県の十津川村観光協会が設定した。村の自然と源泉掛け流しの十津川温泉郷で「ココロとカラダを癒す旅」としてアピールしている。

 路線バスは、奈良県橿原市の近鉄大和八木駅-和歌山県新宮市のJR新宮駅間を約6時間半かけて結んでいる。奈良交通の特急バスとして1日3往復し、十津川村のほか本宮大社や湯の峰、川湯温泉などに停車する。

 プランは、特急バスを通常より3割安い運賃で乗車できる。例えば、大和八木-十津川温泉間の片道3400円が2380円に、新宮-十津川温泉間も2050円が1440円になる。宿泊は温泉郷内の旅館・民宿14軒から選べる。代金は、2人以上1室で1泊2食6800円から1万4850円。プランに合わせた特別価格で、2泊以上連泊するとさらに割安になる。宿によっては1人泊も可。マイカー利用の宿泊のみにも対応する。

 設定は、2012年3月末までの毎週月~木曜出発でお盆、年末年始、連休は除く。プラン利用は、出発日の1週間前までに十津川村観光協会に連絡が必要。


情報提供:トラベルニュース社