長期滞在の節電プラン「涼山泊」 信州いいやま観光局が設定

 北信のさわやかな涼風の中で長期滞在しませんか――。長野県飯山市の信州いいやま観光局がこの夏、最大20泊の宿泊滞在プランを設定した。6月3日から売り出し、様々な節電対策に迫られている首都圏などから申し込みや問い合わせが増えている。


 プランは「「節電!涼山泊(りょうざんぱく)」。市内の斑尾高原、信濃平、戸狩温泉、なべくら高原の民宿またはペンションで、宿泊数は5泊、10泊、20泊から選ぶ。基本は朝食のみ付き、夕食は10泊ごとに1回サービスされるほか、飲食割引クーポンや無料のナイトシャトル便の運行で市内の飲食店で食べられる。滞在期間中は日帰り入浴施設4カ所が無料で利用できるほか、週3回実施されるトレッキングツアーに無料参加できるなどの特典を設けた。


 設定期間は7月1日-9月30日。料金は、2人以上1室利用で5泊が2万8千円、10泊が5万2千円、20泊が9万8千円。子どもも同額。8月11-13日、 1人1室利用の場合は1泊に付き1千円アップ。


 信州いいやま観光局では「関東、中京、関西方面からのお客様のお問い合せやお申し込みも徐々に入ってまいりました。涼しい信州いいやまでお過ごしいただき、節電にも貢献いただけるプランと考えております」としている。



情報提供:トラベルニュース社