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JATA、夏休みに被災地域の小学生をディズニーランドに招待-450組900名を

  • 2011年6月13日

 日本旅行業協会(JATA)は、日本バス協会との共催で、東日本大震災により被災した小学生と保護者を対象に、夏休みに東京ディズニーランドと都内の主な観光名所をめぐる招待旅行を実施する。震災で被害を受けた子どもたちの元気を旅行により取り戻すことで、地域や日本全体の元気回復につなげたい考え。小学生と保護者の1組2名、合計450組900名を招待する。オリエンタルランドと伊藤園が協賛、観光庁が後援し、参加費は無料とした。

 招待旅行は2泊3日の行程で、東京ディズニーランドを訪問するほか、都内観光や、東京スカイツリーの車窓観光を実施。東京ディズニーランドでは食事用に園内で利用できる2500円分のギフトカードをプレゼントする。

 実施日は7月24日、26日、8月6日の3日間で、それぞれ福島駅、仙台駅、盛岡駅発着。それぞれ150組300名を募集する。宿泊はバス車中1泊と国立オリンピック記念青少年総合センター1泊とし、2泊目は1人部屋、2人部屋、相部屋などが混在する。

 応募資格は罹災証明もしくは被災証明の交付を受けている小学生の子供がいる家族。招待旅行の日程が該当する小学生の夏休みに当たる必要がある。参加は小学生1名と同伴する20歳以上の保護者1名の2名1組とし、小学生1名での参加はできない。

 応募方法は封書で書面に現住所、参加者の氏名、性別、年齢、連絡先電話番号、出発希望日など必要事項を記入の上、罹災証明または被災証明のコピーを同封し輸送する。申込書はJATAウェブサイト内の「夏休み子ども達招待ツアー」ページでダウンロード可能だ。申込期間は6月13日から6月24日必着。応募者多数の場合は抽選し、当選者には7月上旬に保護者あてに郵送で結果を通知する。