マレーシア航空、ワンワールド加盟が決定、12年末には運航開始

  • 2011年6月8日

 マレーシア航空(MH)は6月6日、ワンワールドに加盟することが決定したと発表した。正式な加盟契約は終えていないものの、2012年末にはワンワールド加盟航空会社として運航を開始する計画。現在、クアラルンプールなどマレーシアには、日本航空(JL)とキャセイパシフィック航空(CX)、香港ドラゴン航空(KA)、ロイヤルヨルダン航空(RJ)が路線を設定しており、MHは加盟に向けて、これらの航空会社とのコードシェアなど提携を進めることとなる。

 MH社長兼最高経営責任者のアズミル・ザフルディン氏は、「航空業界におけるアライアンスの重要性が増す中で、MHが持つ選択肢を注意深く検討してきた」とし、「MHにとっては今がアライアンスに加盟する最適なタイミング」であったと説明。その上で、「質の高いサービスを旨とするMHにとって、最も質の高いアライアンスに加盟できることは非常に光栄」とし、「手続きなど加盟に必要な要件をできるかぎり早く整えたい」とコメントした。